大学院生Shota.のなるほどアウトプット~バイオ研究者への道~

生物学系研究者を目指す大学院生のブログ。学びや気付きのアウトプットをしていきます。

今更ながら入学式

おとといになっちゃいますが12日に東京大学大学院入学式がありました。会場は武道館。

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田舎モンなので武道館スゲェ!!と思ってましたが古い建物だしそんなに大きくはなかったです。僕の専攻は4月1日から毎日授業があったので今さら感が強くてあまり感慨深くない(笑)

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総長の話はやはり長かった

 

壇上列席者にノーベル賞受賞者がいる(梶田先生)あたりはさすが東大といったところでしょうか。長いと噂の総長の式辞はやはり長く、「これが平成最後の入学式かー」ということしか頭に入りませんでした。手話通訳字幕テロップが付くのは他大学も見習うべきところ。

 

両親も東京まで駆けつけてくれました。出不精な両親はこういうことでもないと東京なんて来ないので、ひとつ家族の思い出が増えたのは良かったな。

式後は同じ専攻の人たちと飲んで仲良く慣れたので心細さが少し和らぎました。

 

最難関の入試を突破した学部生とは違ってかなり簡単な院試をクリアしただけで東大東大言われるのはなんだか荷が重すぎる看板ですが、とはいえ自分が急に変わるわけじゃないし、やるべきこと、できることを一つ一つやっていくしかない。研究者を目指して院生やるには最高の環境なので、逆に言い訳はできない。自分なりにコツコツと、頑張りたいと思います。

 

もうちょっと中身のあるブログにしたい(笑)

 

 

 

桜の季節が苦手だった話


院生生活最初の土日は天気も良かったので近隣のお花見スポットを散策しました。まず4月6日に行ったのは千葉県野田市にある清水公園日本さくら名所100選にも選定されており桜まつりが開催されていました。
 

子供向けのアスレチックなどがたくさんある大きな公園で、たくさんの親子連れで賑わっていました。

 

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園内マップ

 

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花見客で賑わう園内

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屋台も出ていました

アスレチックは有料エリアになっていましたがその分かなり凝った作りになっていて驚き!ちょっとした遊園地感覚ですね。

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水上アスレチック

 

なんかガチすぎるスポットも(笑)

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立体迷路?アクアアドベンチャー

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噴水で子どもたちはビショビショ、大人は躊躇


他にも釣り堀やポニー牧場などがあり、こういう外遊びが充実した公園があるというのは子供には良いですね。

 

 

 

 

7日は千葉県流山市にある運河水辺公園に行きました。

こちらは利根川と江戸川を結ぶ利根運河沿いに広がる公園です。

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橋から東側を望む 東京理科大学野田キャンパスの入口がある

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橋から西側の眺望


運河にかかる橋から東西に広がる桜並木は開放感があり、屋台が出ていたりママさんバンドの演奏があったりと和やかな雰囲気。

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謎のゆるキャラながれ~も登場(笑)

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橋から東側に少し歩くと土手の菜の花と満開の桜が美しく共演する風景画のような景色に出会えました。

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大きな声では言いたくないですが、実は僕は大学受験に3回失敗しているので(現役、浪人、仮面)桜の季節になると自分だけ取り残されている感じがして憂鬱になっていました。サクラチル。僕にとって春は失望の季節となっていたのです。それだけに、良い縁に恵まれ何とか自分の行きたい環境に辿り着くことができた今春の桜というのは感慨深いものがあります。

 

花散らしの雨が降り、そんな桜もそろそろ見納めです。また来年も晴れやかな気持ちで桜を見れたらいいなぁ

 

 

iPad Air がやってきた!

以前からスキャンした書類や論文の閲覧用にiPadが欲しいなと思っていた矢先、3月下旬に新型が発表されたのでついに買ってしまいました。

モデルは

iPad Air 64GB Wi-Fi + Cellularモデル  スペースグレイ   

ちなみにキャリアはスマホと一緒でdocomoです。

 

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やっぱりApple製品の箱ってテンション上がりますよね!!

 

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うっっっすい!!!

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iPad Proほどの性能は求めてなかったので旧来の無印iPadか新発売のiPad Airかで迷いましたが、想定用途が電子化した書類やPDFファイルの閲覧なので少しでも画面サイズが大きい方が良いと思いiPad Airにしました。
 
ディスプレイが iPad9.7インチなのに対してiPad Air10.5インチ。これがどこまでの差なのか、家電量販店の店頭で両方に同じPDFファイルを表示させ比較したのが次の写真です。

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左がiPad 右がiPad Air
拡大も縮小もしていない状態で表示していますがやはりiPad Airの方が文字が大きく読みやすいことがわかります。0.8インチの差ですが論文などを読むことを考えるとこの差は大きいと感じました。
 
また、iPad AirSmart KeyboardおよびApple Pencil(第1世代)の両方に対応していますが iPadApple Pencil(第1世代)のみ。Smart Keyboardは使ってみると自分の手には合っていて非常に打ちやすかったです。

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Smart Keybordを装着した様子 ちなみにUS配列にしました

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横から 角度は固定で調整はできません

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Apple Pencil はまだ慣れない



iPad Airを手に入れたことで文字入力も手書き入力もシームレスに行うことができ、講義のノートの取り方も大きく変わりそうな予感。僕の買い物は頻度は少ないものの高価なものも買う熟慮断行型。今回も本体+Smart Keyboard+Apple Pencil全て合わせておよそ10万円docomo通信費除く)というなかなか勇気がいる買い物だったので、それだけの価値を引き出せるよう使いこなしたいものです。
 
論文読まねば!!!

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なんで私が東大に~大学院入試の記録~

院試と進学先について、誰かの役に立つかもしれないので書いておこうと思います。

 

大学入学当初から外部の大学院に行きたいと思っていて、2年生の終わり頃から大学院見学や院試説明会に積極的に参加してきました。博士まで行くつもりなので5年間は行くラボだから色々見て決めようやという話です。

 

その中で最終的に進学先となったのは

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻

というところです。

東大と名はつくものの学部とつながっていないので、ほとんど外部から来る人ばかりです。またキャンパスは千葉県の柏キャンパスになります。

 

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東京大学柏キャンパスの正門

今後ここを受ける人の参考になるかも、ということで簡単に院試を振り返りたいと思います。

 

選んだ経緯

漠然と生物の研究者になりたい気持ちだけありましたが色々なラボを見学していくうちに分野が定まってきました。大まかには

生物の研究がしたい

応用よりも基礎研究がしたい

進化や発生の分野に興味

扱う生物は昆虫だったら多分嫌にならない(元昆虫少年なので)

といった流れでした。でもってネットニュースでの研究成果の紹介を見て東大に新領域創成科学研究科という怪しい研究科があることを知り、自分がやりたい研究内容を扱っている研究室があったので5月に先端生命科学専攻の入試説明会&オープンラボに足を運びました。

 

感想としては

  • キャンパスがキレイ
  • 街がキレイ
  • やりたい研究ができそう
  • 先輩の学生さんと気が合いそう
  • 意欲のある学生が集まる環境
  • 研究環境が良い
  • 家賃が安い
  • 院試が難しくない
  • 東京が近いことの恩恵が多い
  • 授業は力を入れてそう(しんどそう?)

といった印象。良い研究環境を得られることと院試に受かる可能性の高さ、最後は直感でここを第一選択肢に決めました。

 

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写真右が先端生命科学専攻の入る生命棟

 

 

受験戦略

以下、あくまで僕が受験した先端生命科学専攻の平成31年修士課程一般入試について書いています。最新情報は専攻のホームページで確認してください。

 

 

筆記試験では専門基礎として高校生物から大学教養レベルの広い範囲の生命科学の知識や基本的な考え方に加えて、小論文で思考力や表現力が問われます。

また英語はTOEFL-ITPをその場で受験する方式で、TOEFLTOEICのスコアシートを提出することはできません。

面接では現在行っている卒論研究に対する理解度と、志望研究室の研究内容の理解が問われます。

 

 

受験戦略はラボ見学のとき先輩の学生の皆さんから色々教えてもらった情報をもとにしました。

・専門科目

 東大出版会から出ている『理系総合のための生命科学を中心テキストとして過去問を解きながら問われやすい分野を重点的に理解。浅く広くが基本ですがアミノ酸が毎年出ているとか、細胞骨格がやたら出やすいとか重点分野はある程度限られていますので1冊丸暗記する必要はないかと。学融合を標榜している以上あまり細かい知識は重視されません。

 

・小論文

 文章を読んでそれに対する自分の考えを書く出題形式です。そんなに差がつくところではないと思い正直僕は全然対策しませんでした...本番は出たとこ勝負で、とにかく埋めるという感じでいいのではと思います。論理が甘くてもとりあえず自分の主張を伝える文章になるよう意識しました。

 

・英語

TOEFL-ITPは、留学などに使われる4技能のTOEFL-iBTテストと違いリスニングとリーディングのみのペーパーテストです。イメージとしてはTOEICの内容がアカデミックになった版ですかね。リスニング、文法、リーディング、単語力それぞれ対策本がたくさん出ていますので勉強にかけられる時間や今の質力を考慮してあったものを選べばいいと思います。ちなみに先輩方の間では『全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策』が高評価でした。文法セクションで素早く正解を見つけるコツが満載の本なので手っ取り早い得点アップにはもってこいだと思います。

 

 

・面接(口述試験

面接は1人15分で、一人ずつ部屋に呼ばれます。部屋に入ると教授が6人ぐらい?ズラッと並んでいてその向かいに座り、現在取り組んでいる卒業研究について1~2分で説明を求められました。それに対する質問やツッコミに答えていくというのが前半で、後半は志望研究室で行われている研究を自分で説明したり志望理由を述べたりといった流れでした。質問内容は研究分野に対する細かい知識よりも、研究の進め方に対してどこまで自分で考えているかを問うものが多かった印象です。どの面接官と当たるかにもよるでしょうから何とも言えませんが、重箱の隅をつつくようなイジワルな質問はされませんでした。

卒論研究の分野やテーマの基本知識はもちろんですが、その研究の目的は何か、なぜその手法を選んだか、他にどのようなアプローチが考えられるか、予想される結果はどんなものかなど研究の進め方に関してもきちんと説明できるよう想定問答集を作っておくと有効かと。

 

 入学後配属について

 先端生命科学専攻の大きな特徴として入学後配属というものがあります。これは院試の時点では特定の研究室を志望せず、入学後に各研究室の先生からお話を聞いたりラボを見学してから配属研究室を決めるというものです。院試の志望配属とは別に定員が設けられており、入学後配属を選んでもすべての研究室へ配属可能になっています。研究室や先生との相性がその後の研究生活を決定的に左右するので、色々な先生とじっくりコミュニケーションを取ってから配属を決めることができるというのはなかなか良い制度だと思います。

 

 

 先端生命科学専攻の実質的な合格率は受験人数に関わらずほぼ7割と言われており、競争相手はほとんど外部からの受験者。東大ワンチャン的なノリの人も含まれているような気がしたのでしっかり対策して臨めば大丈夫でしょう。あんまり言うとアレですが、公式に東大を名乗る方法としては相当コスパいいと思います(笑)

  

ちなみに僕の学年は学部も東大の人は2人だけで、東京理科大学横浜市立大学名古屋大学北海道大学早稲田大学鳥取大学などなど本当に色々な大学出身の方が集まっています。あとは中国人留学生が3分の1くらの勢力になっており、近年急激に増えているそうです。人間やはり身を置く環境次第で成長も違ってくると思うので、色々なバックグラウンドを持つ人が集まる多様性に富んだ環境で切磋琢磨できることは楽しみです。

 

まさか自分が東大生になるとは思ってもみませんでした。世間一般でイメージされる東大とは結構違いますが、研究に入ってしまえば学部がどこかは関係ありません。東大の豊富なリソースやサポートにアクセスできる環境に感謝しつつ、院生生活を自分なりにenjoyしていきたいです!

千鳥ヶ淵の桜を見てきました

今日は晴れたのでせっかくだから東京の桜を見に行ってみようということで、有名な皇居外苑千鳥ヶ淵の桜を見に行ってきました。

 

 

夕方に半蔵門駅に到着し、千鳥ヶ淵緑道を九段下方面に抜けた後夕食を食べ、日が落ちたところでまた九段下から半蔵門へ今度は夜桜を楽しむという贅沢コースを堪能しました。

 

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日曜日ということもあってか名物のボートは2時間待ちの長蛇の列!今回は見送りましたがお堀の水の上から眺める桜もいつか見てみたい...

 

日が沈むと桜はライトアップされ、また違った表情が見られます。

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 見事な枝振りの桜が水面に映る姿が本当にきれいでした。

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ほぼ満開で天気も良く、いいタイミングで行けてよかったです!

 

 

千鳥ヶ淵といえば「千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて」という歌詞がさだまさしの『風に立つライオン』に出てくるのを思い出します。お前いくつだよと言われそうですが(23です!)

https://youtu.be/EG2qrOzoG-I?t=88


さだまさし×佐渡裕 「風に立つライオン」

 

こういう日記風のゆるい記事も上げて、なるべく更新頻度を高く取り組んでいきたいと思います。

 

それでは!

大学4年間を振り返って

皆様、お久しぶりです。
本ブログの更新が止まっていた間も読んでくださる方が思ったよりたくさんいてびっくりしています。ありがとうございました。
またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。

 

先日、無事に大学を卒業することができました。4年間の大学生活を振り返って見たいと思います。

 

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1年生
 一浪を経たものの前期試験で第一志望の大学に落ち、仕方なく滑り止めとして受験した地方国立大学農学部に入学。浪人して精一杯努力しても行きたい大学に行けなかったことがとにかく悔しくて夜も眠れない日々が続く。大学の授業を最低限だけこなしてあとは図書館に直行し仮面浪人の勉強をするも、3度目のセンター試験後メンタルを病みベッドから立ち上がれなくなって受験を断念。

 

2年生
 あまりにも友達がいなかったためこのまま4年間終わったらやばいと思い、高校時代合唱をやっていたこともあり合唱部に入部。2年生から入部するのはイレギュラーだったが受け入れてもらえ、たくさんの仲間に出会えた。同時に、なぜ自分の努力は実らなかったのか、どうすれば実る可能性があったか考え続ける日々でもあった。

 

3年生
 大学院では違う大学に行くと決めていたため、春休みから進路選択のための活動を本格化。阪大生命機能研究科奈良先端大国立遺伝学研究所基礎生物学研究所、東大理学系研究科、東大新領域創成科学研究科大学院説明会の他、学会にも足を運んだ。目指す研究テーマについては生物の形作りと多様性についてと定まった。夏休みに米国シリコンバレーの世界的企業や大学を訪問する研修に参加。冬には学部の研究室配属があり希望テーマにつけず, 週60時間以上を研究室に捧げる生活が始まった。

 

4年生
 ひたすら研究室。月曜から土曜までくたくたになるまで実験し日曜日は自宅で死んでいる、という一週間の繰り返し。大学受験なんて何回でもできると思うくらいきつかった。ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』を読んで「アウシュビッツよりはまし」と自分に言い聞かせたり「この世は苦に満ちている(一切皆苦)」などの仏教思想に傾倒した。夏になんとか第一希望だった他大学の大学院の入試に合格した。

 


 大学生活が終わってみて思うのは座学で学んだことなんてほとんど残っていないということですね。院試で大学の成績も使わなかったし、授業を真面目に受ける意味はあまりなかったなと。そういう世界があることを知れるという点で意味はあるのでしょうけど、成績評価がAでもCでも関係なかった。その代り自分で悩んで考え抜いて学び取ったことというのは骨の髄にまで刻み込まれています。そもそも、学びにおいては教えてもらおうなどという姿勢が誤りなのでしょう。


 学業面ではあまり満足していませんが、友人関係ではこれ以上ない宝物を頂きました。特に部活を通して出会った友人たちとはこれからも一生のお付き合いをしていくことでしょう。2年生の春、勇気を出して部活に入って本当に良かったと思っています。辛い時もそうした周りの支えがあったからこそ腐らずにいられました。社会人になってからでは得られない類の出会いだったろうと思います。


 私の大学生活を振り返ると、多くの人がバイトをして友達と遊んで恋人とデートして、といったことに使っている時間を読書したり自己啓発セミナーに行ったり人生について沈思黙考したりということに使ってきました。楽しい時間は少なかったですが、将来何をしたいか、どんな人間になりたいか、どのような価値観をもって生きるかということについて自分の軸が定まった様に思います。進むべき方向が定まると、迷いなくその方向に進むためだけにエネルギーを注げます。幸い、進みたい道に進むための環境は手に入れたので、あとは全力で自分を試すのみです。

 

遊びや恋愛はこれからの挽回に期待します(笑) 

いや、真面目に遊びは大事ですよ!

 

 

それではまた!

大の運動嫌いが初めてフルマラソン走ったら地獄だった

お久しぶりです。

 

半年もブログを放置してしまっておりました。

 

書かなきゃという意識はずっとあったのですが、目の前の忙しさにかまけてついつい後回しにしてここまで来てしまいました。

この半年の間アウトプットしなきゃいけないことは積もり積もっておりますので、また少しずつ記事にしていきたいと思います。

 

 

さて、今日は11月12日に人生初のフルマラソンに挑戦した話をしたいと思います。すでに1か月くらい経っちゃってますが(笑)

 

マラソン挑戦を決意したきっかけ

小さいころから運動嫌いで、外を走り回るより部屋の中で本を読んでるのが好きなタイプの男の子でしたから体力のなさは自覚していました。中学は書道部、高校は合唱部という生粋の文化系です。20代前半あたりが体力のピークであとは衰える一方なんて言いますが、「え?今が人生のピーク?低すぎん?このまま衰えたら40歳くらいで死ぬぞ???」とあるときふと思ったわけです。研究は体力勝負といいますし、どんな仕事に就くとしても体が資本なのでこのままじゃまずいと思いチビチビとランニングを始めました。

 

ところが、このブログの更新頻度を見れば一目瞭然、僕はスーパー意志薄弱マンなのでランニングが続くはずもなく...そこでマラソン大会にエントリーしてしまい強制的に走らなきゃいけない状況に自分を置いたわけです。

 

2017年の目標としてフルマラソン完走を掲げ、少しずつ走れる距離を伸ばしながらトレーニングをしてきました。

 

shota-output.hatenablog.com

 

 

トレーニングは下記の本を参考に週3回程度、3~10kmを1km7分ほどのペースで走るという感じでした。直前期の9月下旬からは1回8km以上、最大21kmまでは走れるようになりました。この本は目標タイムごとに少しずつ走力をつけながらステップアップできるトレーニングメニューが紹介されていて、まったくの初心者からある程度走れる人までおすすめですよ('ω')ノ

 

ゼロから始めるフルマラソンの本 (趣味の教科書)

ゼロから始めるフルマラソンの本 (趣味の教科書)

 

 

 

 目標としては今回初めてなので第一目標を「とりあえず完走」、第二目標を「7分/kmのペースを目安に5時間15分くらいでフィニッシュ」としていました。僕がエントリーしたおかやまマラソン2017の制限時間は6時間で、コース途中の関門を指定された時刻に通過できなければそこで失格となりレースを続けることはできません。制限時間内に完走できるかが(僕にとっては)勝負です。

 

いよいよ迎えたマラソン当日!

11月12日(日)、ついにの当日を迎えました。おかやまマラソンは岡山県岡山市で行われ、ファンラン(5.6 km)とフルマラソン(42.195 km)合わせて1万6000人ほどが参加しました。

 

早朝から会場周辺は人でごったがえしており、混雑すると聞いていたトイレも想像以上に込んでいて、トイレ待ちでスタートまでの時間をほとんど消費してしまいストレッチが十分行えませんでした(泣)もうこの辺りは経験ですね...

 

そんなこんなで不安を抱えつつもとうとうスタートの時刻がやってきました!

 

 

号砲が鳴って、おかやまマラソンスタート!!!

 

といっても僕は一番後ろのブロックからのスタートなのでスタートラインにたどり着くまでに10分くらい待ちました。

 

 

 

そんなこんなで42.195 kmの旅が始まります。

 

 

~10 km

まあ、まだまだ余裕です。人が多くて団子状態なので自分の思うようなペースでは走れません。オーバーペースにならないようにだけ注意しながら淡々と走りました。

 

 

 

~15 km

早くも足に異変が...(早くね??)

右足首が痛み出したのです。 

肺や筋肉は大丈夫なのですが...そういえば練習のときも十数キロ走ったところで右足首が痛くなったことが2度ほどあり、以来足首の痛みを防ぐ筋トレやストレッチを毎日していましたが...朝のストレッチ不足が響いたか...まだ1/3だぞ。

ここでリタイアするわけにもいかないので、痛みに耐えつつペースは維持して中間地点にたどり着きました

ハーフマラソンの距離までしか走ったことがなかったのでここからは未知の領域です。

 

 

 

~25 km

いつの間にか足首の痛みが消えていました。

 

いける!やったるで!完走や!

 

この先に待ち受ける地獄をこのときの僕はまだ知りません...

 

 

 

 

 

~35 km

 

生き地獄へようこそ

 

 

30 kmを過ぎてからが本当のマラソンなんて言いますが、30 kmを過ぎてからのしんどさは想像以上でした。

まず、

 

 

足首痛ぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!

 

 

そして

脚が前に出ねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

 

どんなに一生懸命腕を振っても体が全くついてこず、1 kmが急に果てしなく長く感じるようになりました。痛いのもしんどいのも気のせい気のせいと自分に言い聞かせつつ、もう5 kmくらい走ったかなと思って表示板をみたら1 kmしか進んでいないという時間が本当に長かったです。正直調子に乗ってフルマラソンにエントリーした自分を呪いました。なんでハーフくらいにしとかんかったんや...

 

 

そして関門通過の制限時間が刻一刻と近づいてきます。きついのはほかの人も同じ。気づくと自分の周りでは歩いている人が多数派、走っている人が少数派になっていました。こりゃ無理そうだ、という諦めムードが広がります。

 

 

このとき僕のペースは10分/kmにまで落ちていました。歩いてるんだか走ってるんだかわかりません。次の37 km地点の関門までは8分/kmのペースで走らないと間に合いませんが、どんなに頑張ってもペースが上がりません。

 

でもそこで何かが吹っ切れました。ここで諦めたら「やっぱり僕は運動はできない」とコンプレックスばかり強まって終わりです。体育の時間にどれほど恥をかいてきたことか。

積年の怨み、ここで晴らさばいつ晴らす

 

 

 

 

 

 

 

本当に不思議なのですが、そんなことを考えていたらいつの間にか37 kmの関門を時間内に通過できていました!!怒りのエネルギーってすごいですね(;^ω^)

ここまで来たらあと5 kmです。

 

「いける!」

 

そう思うと不思議なほど脚が軽くなり、残り3 km、2 kmとあっという間にあっという間に過ぎていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてついに...

 

 

 

 

 

ゴール!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

どうにかこうにか42.195 kmを走りきることが出来ました!

 

 

 

所要時間 5時間50分

 

制限時間6時間なんでいかにギリギリかお分かりと思います。

遅すぎて逆にすごい(笑)

 

 

 

 

 

 

完走したらえも言われぬ達成感に包まれるんだろうなと勝手に思っていましたが、実際には

 

しんどすぎ!!!!!

脚痛すぎ!!!!!

二度と走るかこんなもん!!!!!

だいいち42.195 kmなんざ人間が走る距離じゃねぇよ!!!!!車で行けよ!!!!!

 

 

マラソンなんて競技を作った人に対するありとあらゆる罵詈雑言が脳裏に浮かびました(笑)

 

 

まあとにかく、フルマラソン完走という今年の目標が達成できたので、心置きなく年を越せそうです。

 

 

 

その後

完走からしばらく経ち冷静に振り返ってみても、またマラソンを走りたいという気持ちはあまりなれません。走るなら足首が痛くならないよう、ランニングフォームを指導してもらったり整体で体の歪みを矯正するなど根本から手を入れないと無理です。

 

寒くなって来ましたし、ランニングが億劫なことにも変わりありませんが、走ること自体は出来る範囲で続けていこうと思います。

 

 

とにかく今回は自分の限界と向き合うとてもいい経験ができたと思います。後悔は全くしていません。自分の苦手な分野で一つ他人に自慢できる(?)成果を出せたことは自信になりました。

 

 

フルマラソンへの挑戦は間違いなく貴重な経験になりますよ!ただし、走るならきちんとトレーニングを積みましょう。くれぐれもノリだけで走ったりなんかはしないように(ーー;)